
1. CSRに対する考え方
1−2【トップコミットメント】


2010年6月に社長に就任しました楳田です。 J-オイルミルズグループのCSR経営に関して、以下に所信を述べたいと思います。
当社グループはさまざまなステークホルダー(当社グループを取り巻く利害関係者)の皆様との係わり合いの中で企業活動を行っています。 私は、当社グループが「お客様」、「お取引先様」、「株主・投資家様」、「社会」、「従業員」というステ-クホルダ-の皆様の幸せの追求のために存在し、その幸せを実現するために行動すべきと考えています。 したがって、ステークホルダーの皆様の期待に応えていくには、安定した収益力とそれを成長拡大させる事が必要です。 幸せ実現への力を表わす目安が経営指標と言え、様々な改善策を実行した成果が各経営指標の向上に表われます。 こうした考え方に基づいて、現在、第三期中期経営計画を策定中です。
一方、今後、成長発展を遂げるためには、次のような企業風土が必要であり、当社グループ全従業員で作り上げたいと思っています。
1.自由闊達に意見交換し、組織間の壁をなくし、積極性を持ち、広く議論する。
2.その議論の結論には即座に従い、迅速に実行していく。
経営トップ自らが意識を変革し、醸成された逞しい企業風土の下で、当社グループ全従業員がその力を最大限に発揮している姿を目指します。
第一期中期経営計画は当社グループの草創期にあたり、生産拠点の再編や物流改革、固定費の削減など、コストダウンに注力した計画とし、それは当社グループの礎を強固なものにするために大いに寄与しました。 合併会社が業界内でより強いプレゼンスを発揮するための的確な計画とその実行であったと振り返ることができます。
第二期中期経営計画においては、2010年度経常利益100億円や一人当たり経常利益額の倍増などに重点をおいた計画を策定し、今年度がその仕上げの年に当たります。
現在、第三期中期経営計画(2011~2013年度)および2020年における当社の姿を見据える長期ビジョンの策定を行っています。 冒頭、当社グループはステ-クホルダ-の皆様の幸せの実現のために存在すべきとの考えを述べました。 これを基本的な理念とした経営計画にするつもりでいます。 また、地に足の着いたしっかりとした事業計画を策定するにあたり、その基本方針として、次の3つを掲げました。
① 製油事業の基盤強化
② 食品・ファイン各事業(製油以外の既存事業分野)の強化
③ 新たな成長戦略への挑戦
一番目は、原料コストに見合った適正価格実現へ向けた「営業力」を発揮し、お客様のニーズにお応えする「商品力」で高付加価値商品を拡販し、その「商品力」を補うものとして、効率性を高めたサプライ・チェーン・マネジメントを基盤とした「オペレーション力」を重視していきます。
二番目は、当社グループの発展には製油以外の事業の育成が不可欠であり、今後は、スターチ、ファイン、健康食品、大豆蛋白などにも一層注力し、製油事業とのシナジー効果のある事業として強化していきます。
三番目は、同業他社との業務提携や連携を強化し、国内事業基盤を強固にするとともに、国内事業とのシナジー効果のある事業を軸にして海外展開に乗り出していきます。
これら3つの基本方針に沿って、当社の事業構造、収益構造を強化し盤石なものにするために、当社グループ全従業員の英知を集め、困難を乗り越えて行きたいと思います。
最後に、当社グループはステ-クホルダ-の皆様の幸せを追求するために存在します。その幸せを実現するのが当社グループの最終の経営目標です。 それ以上でもそれ以下でもありません。 この基準から外れそうになれば、きちんと軌道修正し、基準に沿うものであれば、恐れることなく迅速に実践していきます。
今後とも皆様のご理解と一層のご支援を賜りますようお願いいたします。