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プレスリリース

2024年1月10日
サステナビリティ経営商品

社会課題であるフードロス削減・労働負荷低減に向けて 家庭用食用油製品の賞味期限表示を 「年月日」から「年月」へ変更

 株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長執行役員 CEO:佐藤 達也 以下当社)は、家庭用食用油製品(一部の製品を除く)において、2024年4月より、賞味期限の表示を「年月日」から「年月」表示へ変更し、フードロスや労働負荷軽減へ貢献する取り組みを進めてまいります。

 この取り組みにより、食品流通の段階において、日単位の在庫管理から月単位の在庫管理になることで、保管・配送・入出荷等の業務の効率化が図られます。また、月単位の在庫管理により倉庫間の在庫量調整が容易になり、社会課題となっている廃棄等のフードロスの削減が期待されます。
 さらに、同じ賞味期限の製品をまとめて保管できることから、物流コストの削減、倉庫での荷役作業や店頭での日付管理業務などの負担軽減にもつながります。

 当社は、賞味期限表示の年月表示の他にも、事業活動に必要な物流の持続的・安定的な確保に向けて、長距離・長時間運行や夜間の仕分業務による物流従事者の業務負荷の軽減に取り組んでいます。食品サプライチェーン全体での環境負荷・労働負荷低減への取り組みなどを通じ、企業理念である「おいしさ×健康×低負荷」で人々と社会と環境へのよろこびを創出することで、持続可能な社会の実現に貢献いたします。


当社の取り組みの概要

  1. 年月表示の対象商品
  2. 家庭用食用油製品(一部の製品除く)

  3. 年月表示の開始時期
  4. 2024年4月より順次開始

  5. 製品に記載された賞味期限表示の「年月」への変更例
  6. <変更前> 年月日・・・表示例:26.04.01 (西暦下2桁.月.日)
    <変更後> 年月・・・・表示例:26.04   (西暦下2桁.月)


■J-オイルミルズについて

株式会社J-オイルミルズ(東証プライム市場、証券コード2613)は2004 年に製油業界の3 社が統合して誕生した、味の素グループの食用油メーカーです。JOYLlogo.pngajinomoto.png オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。マーガリン類、油糧(ミール)、スターチ、機能性素材など幅広い事業を展開しており、プラスチック使用量を6割以上削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック®」シリーズや植物性チーズ「Violife(ビオライフ)」、CFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した業務用の長持ち油「長徳®」シリーズなど、植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。詳細については https://www.j-oil.com/ をご参照ください。※ 当社計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合。

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