活動理念

海洋プラスチック削減に対する寄付活動は、株式会社J-オイルミルズが2022年度から続けている活動です。
当社は、企業理念体系において「Joy for Life ® -食で未来によろこびを-」を目指すべき未来(ビジョン)として掲げています。
また、優先して取り組む重要課題の一つに「環境負荷の抑制」を定め、プラスチック廃棄やごみの量(容積)の削減、CO2排出量の削減に取り組んでいます。
その一環として、プラスチック使用量を60%以上、CO2排出量を26%以上、ごみの量(容積)を約1/2に削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック」を発売しました。
当社ではこれからも環境負荷低減の取り組みを推進し、弊社商品・活動を通して人々が未来によろこびを感じれる社会作りを推進していきます。

支援の仕組み

一次効果

寄付企画タックシールが添付されているスマートグリーンパックを買う

  • 1本につき約3円が海洋プラス

    チック削減活動に寄付される

  • 海がキレイになる


  • 人々が未来によろこびを感

    じられる社会作りに繋がる

二次効果

スマートグリーンパックを買う

  • メリット

    同容量帯ペット容器と比較してプラスチック

    使用量60%削減

    同容量帯ペット容器と比較してプラス

    チック使用量60%削減

  • メリット

    製造から廃棄に至る過程でCO2排出量

    26%以上削減

    製造から廃棄に至る過程でCO2排出

    26%以上削減

  • メリット

    透明外装フィルム不使用

    海洋プラスチックごみ削減を目的に環境省が実施している「プラスチック・スマート」キャンペーンに参加しています。
  • メリット

    使用後は小さくたためてごみ容積約1/2に

    削減

    使用後は小さくたためてごみ容積約

    1/2に削減

製品 グリーンプロジェクト対象製品

JEANについて

1990年、国際的な海ごみ調査(ICC=International Coastal Cleanup/国際海岸クリーンアップ)の日本での実施呼びかけをきっかけに任意団体として発足し、その後、法人化。海洋ごみ問題の解決ひとすじに活動を続けている非営利の環境NGOです。
全国各地の海辺に足を運んで培ってきた知見を活かした活動には、ふたつの大きな柱があります。

すでに出てしまった
海洋ごみを回収するために
〜全国クリーンアップキャンペーン

通年で展開しているクリーンアップキャンペーン。漂着ごみや散乱ごみを回収してきれいにする清掃活動に加えて推進しているのが、どんなごみがあったかを調査票・ICCデータカードに記録する「調べるクリーンアップ」です。全国各地から個人・団体・企業・行政・教育機関など様々な立場の方が参加しているこの市民調査で得られた結果は、日本の漂着/散乱ごみの貴重な基礎データとして蓄積しており、その内、国際キャンペーン期間中のデータについては、ICCのナショナルコーディネーターとして、呼びかけ元のアメリカのNGO・Ocean Conservancyに情報共有しています。

これ以上海洋ごみを出さないために
〜普及啓発〜

どんなに拾っても、次から次へと新しいごみが出てしまっては、拾い続けてもキリがありません。全国から寄せられた調べるクリーンアップの調査データから、ごみの正体を知ることができれば、ごみの元栓を閉めるために出どころを探ることに繋がります。現に、こうした地道な調査の積み重ねによって、海のごみの7割から8割が陸域由来であることがわかってきたのです。
海洋ごみの現状や課題をより多くの人が知って自分事としてとらえ直すことができるよう、普及啓発はますます重要な仕事になってきました。海ごみ講座の講義やワークショップ、プラスチックによる海洋汚染の現状を紹介する写真パネルの貸出し、教材の制作・販売、情報の収集と発信など、いろいろな方法で、海ごみのことを伝え続けています。さらに、解決に向けた対策が進むよう行政や企業などへの助言や、ICCのネットワークを通じた国際連携による情報交換など、各方面で協力関係を築いています。

クリーンアップキャンペーンとは

海岸線の漂着ごみを回収するのはもちろんのこと、そこに流れ込む河川や湖沼、川に繋がる街なかのごみまで、放っておいたら海にたどり着いてしまうかもしれない海ごみ予備軍も拾います。思い立ったら誰でもいつでもキャプテンとして活動を登録できるのがクリーンアップキャンペーン。全国各地のキャプテンから届いた情報は、ウェブサイトの全国クリーンアップキャンペーン情報のページで公開していますので、地図上のピンから全国で行われているクリーンアップ活動の様子をみることもできます。
ごみの元栓を閉めるために、拾ったごみのデータを取る「調べるクリーンアップ」は、ICCデータカードという調査票を使います。これはアメリカのNGO・Ocean Conservancyが呼びかけて100以上の国と地域で9月~10月に実施されている国際的な活動、ICC(International Coastal Cleanup/国際海岸クリーンアップ)で使うものですが、ごみは年中無休なので日本では通年に拡大して調査することにしました。同じ方法で調査することは、他の場所での結果との比較や、経年変化を知るためにも有効です。