Cross talk管理職対談
キャリア観や管理職としての苦労・やりがい、後進への思いなど……
30代で管理職に就任し、事業部をリードする存在として活躍する
若手管理職による対談をお届けします。
Member Profiles
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S. TAKATSUJI
2008年新卒入社
家庭用油脂マーケティング部
販売企画グループ家庭用油脂製品の営業職としてキャリアをスタート。2018年に業務用油脂製品の営業職に異動、2021年には東日本スタッフグループ(当時)にて営業支援業務に従事。2度の育児休職を経て2025年4月より現職に。家庭用油脂製品のマーケティングプラン策定や販売計画の管理などを担う。
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M. UMEMIYA
2009年新卒入社
業務用油脂マーケティング部
販売企画グループ名古屋支店業務用グループに新卒配属。以降、大阪支社、関東信越支店にて業務用油脂製品の営業キャリアを積む。2023年10月に関東信越支店 業務用グループ長に就任し、支店メンバーの営業活動を指揮・統括。2025年4月より現職となり、業務用油脂製品のマーケティング戦略に携わる。
CROSS TALK Q.01若手時代のキャリア観
2人の関係性を教えてください。
私は入社以来、業務用の営業畑を歩んできました。高辻さんは1期先輩で、社内行事などで顔を合わせる機会はありましたが、同じ組織で働いたことはありませんでしたね。
私は家庭用の営業からスタートして、業務用営業や営業支援業務など複数部門でキャリアを歩んできました。梅宮さんと仕事で関わったのは、2022年頃に東日本スタッフグループという部署で営業のバックアップ業務を担当していたときでした。関東信越支店の業務用営業だった梅宮さんと、業務システムのフォローや会議などでお会いしましたね。
若手時代、キャリアについてどのように考えていましたか?
20代のうちは管理職については、ほどんど意識していませんでした。営業職だったので、目の前にある数字の目標をいかに達成していくかに集中していました。
私も営業時代は同じでしたね。スタッフグループに異動になって、数字の目標を営業より一歩下がって俯瞰的に見るようになったことや、全国の営業グループ長と一緒に仕事をする機会が増えて意識が変わりました。各グループ長の組織全体を見渡す視点や、目標達成にこだわる姿勢、メンバーとの接し方を目の当たりにして、「自分だったらどうするか」と考えるようになりました。
梅宮さんは営業としてステップアップするなかで、考え方に変わりはありましたか?
2023年に異動になった関東信越支店では、メンバーがみな私より年下でした。自分の担当業務だけではなく、後輩の育成やグループ⾧の補佐を担うようになってマネジメント業務を意識するようになりましたね。
高辻さんは家庭用から業務用、スタッフグループへと異動するなかで、意識の変化はありましたか?
同じ営業職でも家庭用と業務用では商材も顧客へのアプローチも大きく異なるので、会社全体のビジネスという点で視野が広がりましたね。仕事へのスタンスでいうと、スタッフグループに移って大きく変わりました。営業時代は「自分が」という視点しか持てませんでしたが、営業を支援する立場になったことで、いかにまわりに支えられて仕事ができていたのかを痛感しました。
CROSS TALK Q.02管理職としての変化、目標
管理職になって変わったことはありますか?
メンバーのマネジメントに携わるようになり、「どうしたらみんながモチベーション高く働けるのか」を突き詰めて考えるようになりました。その一環で、『働きがいのマネジメント』という通信研修も受講しました。
私は業務面では、マーケティングプランの作成や、営業メンバーへの展開、会議のファシリテーションなど、自分が中心となって前に出る機会が増えました。
業務用、家庭用の違いはあれど、私も担う役割は高辻さんと大きく変わりません。組織間でコミュニケーションを取る機会も増えて、行動の幅が広がりました。
高辻さんは、管理職になってどんなことを意識していますか。
物事を全体的に見ることですね。世の中ではどんなことが起きていて、営業の現場ではどんな課題があり、営業メンバーは何に困っているのか。自分という軸から視座を上げて考えることを意識して取り組んでいます。 梅宮さんはいかがですか?
若いときは「とにかくやっちゃえ!」で突き進んでいました(笑)。管理職となってからは冷静な目を持ちつつも「why?」を常に意識しています。同時に「過去にとらわれずチャレンジ精神を持って取り組もう」というマインドは営業時代からも変わらず大切にしています。
どんな管理職を目指したいですか?
管理職の重要な仕事は「ジャッジ」をすることだと考えています。さまざまな情報と可能性があるなかで、最適解を見つけ出してジャッジする。それを今以上に、冷静かつスピード感を持ってできるようになっていきたいですね。
メンバーとの信頼関係を大切にして、しっかりと声を受け止められる存在を目指したいです。メンバーにはそれぞれの個性があり、対面で臨機応変な受け答えが得意な人もいれば、資料づくりやプレゼンの組み立てを緻密にできる人もいる。その人なりのスタイルを引き出して、伸ばしていくサポートをしていきたいですね。
CROSS TALK Q.03管理職の難しさと喜び
管理職になって難しさを感じていることはありますか?
私のポジションは、営業のメンバーが納得して気持ちよくアクションできる状況をつくることが重要だと思っています。単に「これをやって」と伝えて動いてくれるわけではないので、「なぜそれが必要なのか」を会社の視点から個人にまで落とし込んで腹落ちしてもらうことが、なかなか苦労しますね。
背景や目的の理解を促していくことは、私も大切にしていますね。
本人が考えて行動することが成長につながるので、営業グループ長のときも今でも、答えを伝え過ぎず任せることのバランスに難しさを感じますね。
私は営業のときはチームのマネジメントを経験していないので、なおさらメンバーとの信頼関係を大切にしたいと思っています。
梅宮さんは、営業でグループ長の経験をしたからこそ感じる苦労があるのではないでしょうか。
そうですね。一筋縄ではいかないだろうという場合であっても、最初からネガティブな発言をしないよう心掛けています。難しいという気持ちは汲み取りながらも、チャレンジしようと引っ張っていかないといけないですよね。
管理職のやりがいを教えてください。
グループ長時代の部下であったり、現在関わっている営業メンバーが成果をあげてくれるのは、自分が営業で成果をあげたときとは比べものにならないくらい嬉しいですね。「環境を整え、人を育て、組織に貢献する」という指導者的なやりがいは管理職ならではだと感じています。
みんなで仕事をつくりあげていく喜びは、個人プレーとは段違いですよね。自分が立てたプランをみんなが信じてアクションしてくれて、そこで結果が出たときの達成感は格別です。
CROSS TALK Q.04これからを担う人財へメッセージ
J-オイルミルズの社風のよさはどんなところだと思いますか?
物事に真摯に向き合う真面目な人が多く、一体となって目標に向かっていく風土は当社の特長だと思いますね。
協力的で助け合う社風がありますよね。若手営業時代は上司やスタッフグループの方々に助けられっぱなしでした。
自分も若手時代に積極的にチャレンジできたのは、そうしたバックアップがあったお陰だと感謝しています。挑戦した上での失敗は受け止めてくれる文化があるから、安心してチャレンジできました。
最後にメッセージをお願いします。
多岐にわたる部署を経験してきましたが、そこで得た知識や経験が今につながっています。目の前の仕事に悩み、葛藤することもあるかもしれませんが、コツコツと積み重ねた経験は必ず役に立つときがきます。ぜひ前向きにチャレンジしていってください。
仕事をしていると、必ずしも自分がやりたいことのみをできるわけではありません。どうしてこの業務をやる必要があるのかと感じたときには、上司や先輩に話を聞けばその意味を答えてくれるはずです。自分の考えに固執せずに、いろいろな人の意見を聞きながら人間的にも成⾧を目指していってほしいです。
※掲載の内容は取材撮影当時のものです。