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サステナビリティ推進体制

方針

J-オイルミルズは、環境・社会・ガバナンス(ESG)を企業価値の評価指標としてとらえ、企業の長期戦略・成長投資と連動したESG経営や、自社商品及びビジネスの強みを生かした社会・環境への価値の創造と提供を、積極的に推進します。
コーポレートビジョンである「Joy for Life®︎-食で未来によろこびを-」を実現するため、食生活に欠かせない「あぶら」を原点に、専門家集団である私たちだからこそできることを考え、豊かで持続可能な社会や生活が実現できるよう、取り組みます。

推進体制

J-オイルミルズのサステナビリティを、全社的に推進する社内体制の基盤として「サステナビリティ委員会」を設置しています。同委員会は、サステナビリティ関連施策について社内横断的な議論を進めるために設置されたもので、取締役を委員長とし、経営会議への指示・報告機能を有しています。2022年2月から、サプライチェーン全体での気候変動対策を最重要事項と位置づけ、「環境部会」と「サステナブル調達部会」を統合し、「サステナブル調達・環境部会」とし体制強化を図りました。各部会の傘下に「調達分科会」「環境分科会」「パッケージング分科会」「外装標準化分科会」「TCFD分科会」等の分科会を設置し、⼈権や環境に配慮した持続可能な調達や商品、包材開発など、社会課題の解決に向けた活動を推進しています。

(2023年3月末時点)

サステナビリティ委員会の取り組み

2021年度の主な活動と成果 2022年度の主な活動
環境
  • 中長期環境目標策定
    ・CO2排出量 2030年度50%削減(2013年度対比)
  • 2050年カーボンニュートラル
    ・プラスチック使用量 2030年廃棄ゼロ化
  • 社員教育
    ・産業廃棄物の適正処理を学ぶe-ラーニングの実施
    ・環境セミナー開催
  • CO2排出量削減
  • Scope3排出量目標設定
  • 社員教育
    ・プラスチック問題の環境セミナー開催
TCFD
  • リスクと機会の特定と情報開示
  • シナリオ分析と財務影響評価の実施
  • 2021年度成果の取り組みと財務影響評価の開示
  • 財務影響評価の拡充と深化、対応策の検討
調達
  • サプライヤーESGマネジメント体制構築
  • 大豆のトレーサビリティ確保調査と情報収集
  • サステナビリティ条項を含む契約書の整備と契約推進
  • サステナビリティ条項を含む契約推進の継続
  • サプライヤー説明会/SAQの実施
  • 大豆調達方針の策定
商品開発
  • トランス脂肪酸低減に関する取り組みの情報開示
  • 商品開発における環境ガイドラインの策定
  • 外装標準化分科会の立ち上げ
  • サステナブル商品開発テーマ進捗管理の体制構築と対外コミュニケーション
  • 社内外への環境ガイドラインの浸透
  • 外装ガイドラインの作成と運用
人権
  • 内部通報制度の実効性向上
    ・ハラスメント研修の実施、社員意識調査のハラスメント項目追加
  • ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進
    ・DE&I研修の実施
  • 人権方針の理解浸透
    ・人権研修の実施
  • グループ会社の労働状況、人事制度の包括的な把握
  • ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進
    ・女性経営塾実施、アンコンシャスバイアス研修等施策展開

サステナビリティ関連方針

当社は、サステナビリティを推進するための指針として、関連する法令や国際規範等に基づきサステナビリティに関連する各種方針を制定しています。
方針の内容は、社会の状況等により適宜見直しを行っています。


教育

当社グループ全体でサステナビリティを推進するため、定期的に従業員(役員、派遣社員、契約社員、パート社員含む)向けにサステナビリティに関する研修を実施しています。
2022年度は、国内外のグループ会社従業員を対象としたサステナビリティ研修をeラーニングで実施しました。eラーニングの受講率は91%となりました。研修後のアンケートでは、サステナビリティに関する理解が深まった、自部署において貢献できる業務があるかを改めて考えるきっかけになったという感想や意見がありました。今後も、継続して理解浸透に努め、全社でサステナビリティを推進していきます。

2022年度 実施内容

テーマ
  • SDGsに関する社会の潮流
  • ESGの基礎知識
  • 企業に求められる役割
対応言語 日本語・英語
対象者 当社グループで働くすべての従業員(役員、派遣社員、契約社員、パート社員含む)
※個人PCを持たない従業員は、任意受講とし、各拠点の全体会議等で受講