畜肉・水産資源の保持

概要

世界の人口増加による食糧需要の増加により、食糧の安定供給の必要性が高まる一方、とくに畜産分野のサプライチェーンにおける環境負荷の増大や温室効果ガス排出に起因した水産資源環境への影響が問題となっています。
当社は、飼料原料であるミールや、環境負荷の低減につながるPBF、テクスチャー素材(スターチ)と当社独自の技術の組み合わせによる水練り品の増量および食感改良等、社会課題の解決に資する製品の開発、提供に注力し、畜肉・水産資源の保持に貢献していきます。

取り組み

  • プラントベースフード(PBF)

    当社は2020年5月にPBFの一般消費者向け製品を展開する世界有数の企業 Upfield GEC Limited社(アップフィールド社)との間で、「Violife(ビオライフ)」の日本国内における独占輸入・販売に関する契約を締結しました。アップフィールド社との提携により、今後、成長が期待される国内乳系PBF※市場へ参入し、PBF製品を将来に向けた新たな収益の柱として育成していきます。
    2021年秋より「Violife(ビオライフ)」のブランド名で、プラントベースチーズ・プラントベースバターの家庭用5品目を関東地区で、業務用4品目を全国で発売し、2022年3月より家庭用商品の販売エリアを全国に拡大いたしました。
    また当社はテクスチャー素材(スターチ)やフレーバーオイル「JOYL PRO®(ジェイオイル プロ)」、植物性タンパク素材を含めた当社製品の組み合わせにより、植物性たんぱくだけでは成し得ないジューシー感や肉粒感の付与や異風味のマスキングを可能にいたしました。徹底的に「おいしさ」にこだわったプラントベースミートを外食、中食のお客様へご提案し、高いくご評価をいただいています。
    Violife(ビオライフ)の販売に留まらず、社会的に関心が高まっているプラントベースフードの拡大により「おいしさ」にこだわりながら、「健康」や「環境負荷の低減(低負荷)」の実現に向けてアプローチしていきます。

    ※バターやチーズなどの乳製品を植物性の原料で代替した製品
  • 原料素材としてのミールの活用

    搾油処理後の搾り粕(ミール)は、貴重な原料素材として広く活用されています。大豆ミールは良質なたんぱく質源として配合飼料や醤油の醸造用原料に使用され、菜種ミールは有機肥料や配合飼料の原料などに使用されています。当社は、配合飼料として使用されるミールを安定的に供給することにより、畜産業の生産を支え、畜肉資源の保持に貢献します。