持続可能な調達

概要

天然資源から商品を生み出し、お客様に価値ある商品を提供している企業として、油脂の主原料である穀物の持続可能な調達は重要な課題です。近年は気候変動などで穀物の生育が脅かされ、その結果として原材料の価格が大きく変動するリスクも高まっています。自然環境の問題だけでなく、安全性や品質の確保、労働者の人権問題に積極的に取り組むことも求められています。J-オイルミルズは持続可能な原料調達のため、「環境方針」や「人権方針」を基盤に、「お取引先様CSR調達ガイドライン」を定め、サプライチェーン全体で持続可能な調達活動を推進していきます。

パーム油調達方針

アブラヤシから搾油されるパーム油は、我々の生活に欠かせない油脂ですが、近年、その生産過程では森林減少やそれに伴う生物多様性の消失、現地労働者の人権問題などが指摘されています。油脂原料の中でも特に課題の多いパーム油について、責任ある調達を実行するため、J-オイルミルズは2011年に「持続可能なパーム油のための円卓会議」(RSPO)に加盟し、横浜工場でRSPO認証パーム油を扱うための工場認証を取得しました。また2020年、環境や人権に配慮したパーム油調達に関する考え方を「パーム油調達方針」として定めています。

パームサプライヤートレーサビリティ調査

2018年度

目標:トレーサビリティの構築

  • パーム油搾油工場までのトレースは98.9%
  • パーム油精製工場までのトレースは99.9%

2019年度

目標:トレーサビリティの構築継続

  • パーム油搾油工場までのトレースは98.9%
  • パーム油精製工場までのトレースは99.9%

2020年度

目標:パーム油搾油工場、パーム油精製工場まで、それぞれのトレーサビリティ100%をめざします。

GH社(グッドホープ社)との取り組み

J-オイルミルズと資本・業務提携をしているPremium Vegetable Oils Sdn Bhd (PVO社)は、マレーシアを拠点とする油脂加工品会社です。PVO社の親会社であるPremium Nutrients Private Limited(PNPL社)は、シンガポールに本社を置く大手パーム油プランテーションおよび油脂生産事業会社であるGoodhope Asia Holdings(以下:GH社)の完全子会社にあたります。
GH社は、事業全体において森林破壊禁止、泥炭地開発禁止、搾取禁止(No deforestation, No Peat, No Exploitation:NDPE)などの原則をサプライチェーン全体に適用し、持続可能性への取り組みにおいて高い評価を獲得しています。また、自社農園のある地域やその周辺地域社会の持続可能な経済活動支援も行っており、その中には小規模農園支援や自社農園内のヘルスケア、教育施設の整備なども含まれています。当社は、GH社との協働を、持続可能な調達のための取り組みとして推進していきたいと考えています。

GH社HP
http://www.goodhopeholdings.com/