組織と人財についての考え方
挑戦と成長の原動力であるエンゲージメントを通じた人的資本の強化を図ります。個の最大化と強い個が融合するチームを形成することで、「Joy for Life®」を目指します。
人的資本経営への転換による価値創出に向けて

山口 好司
当社グループはまだどこにもない価値を創るために、どんな時も領域や常識、限界の壁を越え、仲間とつながり、共に挑戦することを私たちの存在意義として掲げています。これは、社会との接点である人財を通じて形成され高められると考えており、それゆえに、人財を会社にとって非常に重要な資本と位置付けています。
2023年度人事マネジメントの方向性を「人の管理」から、 個々の価値創出力を最大化する「人的資本」に転換しました。 当社は長い歴史を持つ会社です。これまで、脈々と受け継がれてきた手法を守り、変わらない価値を社会に提供することは大切です。しかし、昨今の市場を見ますと、ニーズは多様化しており、企業は新たな価値を創出していかなければなりません。そのためには、変化も重要です。全ての役員・従業員が挑戦し、成長することが必要であり、心身の健康と職場の安全、多様な人財の働きやすさを大前提として、「挑戦や成長を力強く体現する個の輩出」と、「強い個がチームとして活躍」するための制度や職場環境の整備に力を注ぎたいと考えています。①一人ひとりのケイパビリティの拡大、②全マネジメント層の重点強化、③最適人員の最適配置、④成長を促す環境の整備、これらの重要課題の解決を通じて、挑戦や成長を志向する機運を高め、企業風土の変革を進めていくことを目指しています。
課題解決に向けた着実なあゆみ
当社では、 毎年エンゲージメントサーベイを実施しています。 このサーベイで現在の状態が可視化されますが、まだまだ改善の余地があると捉えています。エンゲージメントの向上により個々の従業員の挑戦や成長は促され、それにより経営戦略は実現されます。そのためには全マネジメント層による働きかけ、発信力の強化は重要です。情報発信の質を高めチームへの関与が高まることで、組織能力は高まります。全マネジメント層が挑戦・成長する社風に向けた仕掛け役となり、全ての人事施策(育成、評価、昇進、異動など)をその社風に連動させることで、全従業員の挑戦と成長にあふれた会社を目指しています。
人財ポリシーとそれを踏まえた取り組みの方向性
当社グループでは、人財を最重要資本と捉え、個人の個性や能力を最大限に発揮し自律的な挑戦と成長ができることはJ-オイルミルズグループ全体の持続的な成長に繋がると考えています。
コーポレートビジョンである「Joy forLife® -食で未来によろこびを-」の実現に向け、企業の長期戦略・成長投資と連動したサステナビリティ取り組みの全体像の中で、当社における人的資本経営を通じて目指す姿を人財ポリシーとして制定しています。
人財ポリシー

(Japanese text only)
取り組みの方向性
