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たんぱく質危機対応

概要

世界の人口増加や、環境変化に伴う食糧不足が懸念されていますが、なかでも肉や魚等に含まれるたんぱく質の将来的な不足が特に問題となっており、「たんぱく質危機」と呼ばれ、世界的な課題とされています。畜産には家畜のえさとなる穀物や水、穀物を育てるための農作地などの多くの資源が必要です。さらに、牛の胃腸から排出されるメタンはCO2に次いで影響が大きな温室効果ガスであり無視できない環境問題です。 そこで、近年、動物性たんぱくより環境負荷の小さい植物性たんぱくを活用した代替食品の開発に期待が集まっています。
当社は、「あぶら」「でんぷん」「たんぱく」の素材と、当社独自の技術を組み合わせることにより、おいしく、健康的で、低負荷な食品を供給し、人々の健康や環境負荷低減に貢献する取り組みをすすめています。

取り組み

  • プラントベースフード(PBF)

    当社はテクスチャー素材(スターチ)やフレーバーオイル「JOYL PRO®」(ジェイオイル プロ)、植物性タンパク素材を含めた当社製品の組み合わせにより、植物性たんぱくだけでは成し得ないジューシー感や肉粒感の付与や異風味のマスキングを可能にいたしました。徹底的に「おいしさ」にこだわったプラントベースミート(PBミート)を外食、中食のお客様へご提案し、高いご評価をいただいています。
    社会的に関心が高まっているプラントベースフードの拡大により「おいしさ」にこだわりながら、「健康」や「環境負荷の低減(低負荷)」の実現に向けてアプローチしていきます。