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プレスリリース

2022年2月 7日
経営

代表取締役社長交代にあたって

株式会社J‐オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長:八馬 史尚、以下当社)は、今月3日、202241日付役員人事(代表取締役社長の異動)について発表いたしました。

社長交代にあたり、代表取締役社長の八馬 史尚、ならびに次期社長である取締役専務執行役員の佐藤 達也のメッセージをご紹介いたします。

◆代表取締役社長 八馬 史尚のメッセージ

当社は、2月3日開催の取締役会において、取締役専務執行役員の佐藤達也が41日より代表取締役社長に就任することを決議しました。私は代表権を有さない取締役となり、6月開催予定の第20回定時株主総会終結の時をもって取締役を退任する予定です。

第五期中期経営計画(2017-20年度)では、既存の強みを活かした成長と将来投資に向けての基盤固めを掲げ、コスト構造や財務基盤の強化、高付加価値品の拡大等に取り組んでまいりました。続く第六期中期経営計画(2021-24年度)では「Transforming for Growth」を掲げ、次の時代を見据えた抜本的な変革と持続的成長の実現に向けたチャレンジをしていますが、足元では新型コロナウイルス禍に加え、未曽有の原料高に直面し、その対応に努めております。

食品会社として将来にわたって安定供給の責務を果たすためには、課題解決へのスピードを一層高め、持続的成長を実現していかなければなりません。次期社長の佐藤は、国内だけでなく海外でも実務経験を積み、国際競争が激化するアミノ酸事業を牽引するなど多くの実績を残すとともに、昨年4月、当社専務執行役員に就任後は経営の中核を担ってまいりました。変革への意志と力強い実行力を持つ佐藤を先頭に当社グループが一致団結することで、この難局を乗り越えて更なる成長を実現できると確信しています。

結びに、在任中はお客様や株主様をはじめとするさまざまなステークホルダーの皆様に格別のご厚情を賜り、ここに改めて深甚の感謝を申し上げます。7年間、誠にありがとうございました。

◆次期代表取締役社長 佐藤 達也のメッセージ

4月1日付で現任の八馬からバトンを託され代表取締役社長を拝命することとなりました佐藤です。今はただ職務の重責に身が引き締まるばかりですが、ご挨拶をさせていただきます。

昨年4月、J-オイルミルズにまいりましたが、それ以前は味の素株式会社に在籍し、会社人生の大半、通算27年間を海外勤務で過ごしてまいりました。主として従事した職務領域は医薬用アミノ酸事業です。お聞きになり、当社の事業とは全く異なるとお感じになるかと思いますが、当社が持つ強みに異なる経験、視点を持ち込むことで、より良い相乗効果を発揮し変化につなげ、会社の発展および成長に貢献していきたいと考えています。

当社は21年度第3四半期決算で発表したように、発足以来の危機に直面しています。原料高騰という状態は当面大きく改善することが難しい中、この難局を乗り越えるためには基幹の油脂事業の立て直しが喫緊の課題です。これにスピード感をもって対処してまいります。そのうえで高付加価値品の拡大や海外展開の加速といった、成長戦略などの取り組みを実行し、第六期中期経営計画の目標達成を目指すという方針に変わりはありません。

当社は214月に新たな企業理念体系を制定し、私たちの目指すべき未来として「Joy for Life® ―食で未来によろこびをー」というビジョンを掲げました。私たちは「食べる」よろこびと「つくる」よろこびを社会に提供し、同時に、健康や環境、食資源などの諸課題にも正面から取り組んでまいります。生活に欠かせないあぶらを原点に、自然の恵みから可能性を引き出し、人に真摯に寄り添い貢献していくこと。これこそが私たちの価値・存在意義であり、どのような時も領域や常識、限界の壁を越えて仲間とつながり、共に挑戦してまいります。

本年度よりスタートさせた第六期中期経営計画では、24年度までを「成長実現のための変革期」と位置付けています。私たちは「共生・共創」があらゆるところで生み出される組織風土をつくり、時代の変化に臆することなく果敢に挑戦を続け、将来にわたって社会に価値を創出していけるよう強い覚悟を持ち、食品会社としての責任を果たしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

以上

<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
株式会社J-オイルミルズ コーポレートコミュニケーション部 広報・IRグループ
Tel:03-5148-7103  Fax03-5148-7107 E-mail pr@j-oil.com

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