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プレスリリース

2023年3月30日
サステナビリティ

J-オイルミルズ 温室効果ガス排出量削減に向けインターナルカーボンプライシング(ICP)制度を導入

 株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長執行役員:佐藤 達也 以下当社)は、「インターナルカーボンプライシング制度」(以下 ICP制度)を2023年4月1日から導入します。  
 これは当社が推進している「CO2中長期削減目標」 の達成に向けた取り組みの一環であり、低炭素投資・対策を推進するため、投資採算評価時の仕組みとして導入するものです。

 インターナル・カーボンプライシング(ICP)とは、企業内部で独自に設定し使用する社内炭素価格であり、ICP制度は、企業の低炭素投資・対策を推進する仕組みです。現在、世界中の企業で導入が進められ、日本でも2021年時点で約280社が導入・検討をしており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の開示要求項目においてもICPの実施が推奨されています。

 当社は「CO2中長期削減目標」において、2030年度までにCO2排出量を2013年度対比での50%削減(Scope1,2)を目標とし、同時に2050年度までに排出ゼロにするカーボンニュートラルを掲げています。また購入する原材料や商品の製造に関するCO2排出量など、サプライチェーン全体での削減を目指しています(Scope3)。当社では今回のICP制度導入により、カーボンニュートラルにつながる動きを加速するとともに、地球温暖化や気候変動、原料の生産量や作柄へ影響する重要な課題として温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んでまいります。

◆ICP制度の概要

 対象  CO2 削減効果を図る投資
 適用範囲、方法  対象となる投資計画によるCO2削減量に対し、社内炭素価格を適用し、投資判断の参考とする。
 社内炭素価格  4,000円/t-CO2(導入時)

※ CO2中長期削減目標(当社HP:https://www.j-oil.com/sustainability/environment/climate_change/co2_reduction.html

■ J-オイルミルズについて

 株式会社J-オイルミルズ(東証プライム市場、証券コード2613)は2004 年に製油業界の3 社が統合して誕生した、味の素グループの食用油メーカーです。JOYLlogo.pngajinomoto.png オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。マーガリン類、油糧(ミール)、スターチ、機能性素材など幅広い事業を展開しており、プラスチック使用量を6割以上削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック®」シリーズや植物性チーズ「Violife(ビオライフ)」、CFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した業務用の長持ち油「長徳®」シリーズなど、植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。
※ 当社計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合。

詳細については https://www.j-oil.com/ をご参照ください。

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