プレスリリース
業務用油脂製品の賞味期限を「年月」表示へ変更、賞味期間も延長 - 2026年1月より順次実施、物流業務の負荷低減や食品ロス削減へ貢献 –
株式会社J-オイルミルズ（東京都中央区、代表取締役社長執行役員 CEO：春山 裕一郎）は、業務用油脂製品（一部製品を除く）において、賞味期限の「年月」表示への変更、および賞味期間の延長を2026年1月より順次実施します。
当社では、2024年4月より家庭用油脂製品において「年月」表示の賞味期限を導入しておりますが、このたび、その取り組みを拡大し、業務用油脂製品においても実施します。業務用油脂製品の賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ変更することで、同一期限の商品をまとめて管理できるようになり、物流業務の負荷低減だけでなく、在庫管理の効率化につながります。また、製品の品質、安全性の確認を行い、賞味期間の延長も実施します。日本では、年間約464万トン※1もの食品が廃棄されており、今回の取り組みによって食品ロス削減への貢献が期待されます。
今後も、食品サプライチェーン全体での環境負荷・労働負荷低減への取り組みなどを通じ、企業理念である「おいしさ×健康×低負荷」で人々と社会と環境へのよろこびを創出することで、持続可能な社会の実現に貢献します。
■対象製品および変更内容の一覧
業務用油脂製品について以下の変更を実施します。賞味期限を「年月」表示に変更し、さらに一部製品では賞味期間を最大7カ月延長します。
（変更前）
（変更後）
※ 一部対象外の製品がございます。
※ 1 令和5年度推計値：農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html
■J-オイルミルズについて
株式会社J-オイルミルズ（東証プライム市場、証券コード2613）は2004年に製油業界の3社が統合して誕生した、味の素グループの食用油メーカーです。
「
オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。マーガリン類、油糧（ミール）、スターチ、機能性素材など幅広い事業を展開しており、プラスチック使用量を6割以上※削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック®」シリーズやCFP（Carbon Footprint of Products）マークを取得した業務用の長持ち油「長徳®」シリーズなど、植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。
詳細についてはhttps://www.j-oil.com/をご参照ください。
※ 当社計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合。