地域社会への貢献と協働

概要

企業が持続的に発展を遂げていくためには、各方面のステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを深め強化していくことが欠かせません。
創業から1世紀を超える歴史を有する企業が統合して誕生した当社は、工場が立地する地域はもとより、全国に商品やサービスをお届けすることで各地のステークホルダーの皆様と深いつながりを築いてきました。今後も当社が地域の皆様に愛され、共に発展できるよう様々な形で協働していきます。また地域社会との関係強化だけではなく、J-オイルミルズにふさわしい社会貢献のあり方を今後も模索し、すべてのステークホルダーの皆様との対話を重視することで社会に広く貢献していきます。

主要な取り組み・目標

  • 環境保全、災害対応、地域振興、文化支援、食生活・健康増進など様々な分野で事業所の立地する地域とのコミュニケーションを深めた活動を行う
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

取り組み

  • 地域・工場の取り組み

    全国各地に生産拠点を持つ企業として、J-オイルミルズでは各地域との関わりを大切にしています。
    地域の皆さんに愛される存在となるため、全国の生産工場では日頃から地域の皆さまとの交流を深め、ご意見やご要望をお聞きし様々な改善に取り組んできました。工場の全従業員が参加した定期的な清掃活動を行っている他、地域における食のイベントに参加するなど交流を深めています。
    福岡県北九州市に位置する若松工場では、毎年夏休みに同市保健所が主催する「食の安全たんけん隊」という食品安全を学ぶイベントの一環として小学生とその保護者の方々の工場見学を受け入れています。食の安全がどのように守られているのかについて当社商品の大豆シート食品「まめのりさん®」や油脂の製造工程を通して説明し、実際に商品を食べる機会を通じて食の大切さを伝えています。静岡県静岡市の静岡事業所では地域の「食」を盛り上げるイベントに地元の有名シェフと組んで出店しています。※2020年度は一部休止している活動あります。

  • 食育活動

    J-オイルミルズは、油脂に関する豊富な知識と経験を活かし、食育活動を行っています。2019年に開催された「夏休み宿題・自由研究大作戦」では、当社のオリーブオイルマスターソムリエが、小学生とその保護者を対象にオリーブオイルの歴史と味の違いについてオリーブオイルのテイスティング講義を行い、多様な食への興味・関心を育んでいます。
    当社のオリーブオイルソムリエなど国内のオリーブオイルに関する有資格者は100名を超え、神戸や小豆島などのオリーブイベントに講師を派遣して、オイルを通じた食の健康、メニューの紹介などの啓発活動を行っています。

  • 災害支援活動

    J-オイルミルズでは、味の素グループで共同し、地震、豪雨災害等における災害被災地への義援金寄付を行っています。
    また平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の際には、これとは別に倉敷工場が立地されている倉敷市に労働組合を含む当社グループで義援金を寄付しました。
    平成11年の東日本大震災に対する支援活動として、味の素グループと共同で復興支援プロジェクト「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」(2020年3月末をもってスタッフ派遣型の活動は終了)に継続的に参加しています。このプロジェクトでは、食を通じた生活の改善と被災地のコミュニティづくりに貢献することを目指し、被災された皆さまを対象に「健康・栄養セミナー」を実施しており、当社社員もボランティアとして参加してきました。

  • 地域オリーブ育成活動

    J-オイルミルズは家庭用オリーブオイル市場を牽引する企業として、国内でのオリーブオイル産業のあり方を模索し、地域の食と農に貢献する支援活動を行っています。

    <伊豆オリーブみらいプロジェクト※1への参画>
    東急株式会社(以下東急)、伊豆急ホールディングス株式会社(以下伊豆急HD)と業務提携し、伊豆半島において東急・伊豆急HDによって行われてきた「伊豆オリーブみらいプロジェクト」に2019年10月から参画しています。オリーブオイルの評価(官能評価・理化学分析)、保管・充填に関する高い技術や製造過程で発生するミール(搾りかす)の有効活用等の知見や、幅広い販売網などを活かし、地域の関係者と共に、伊豆でのオリーブ栽培及び伊豆産オリーブのブランド化の推進を目指しています。

    2020年には伊豆急HDが運営管理するオリーブ農園の隣接地に当社が運営管理する片瀬圃場(静岡県賀茂郡東伊豆町)を開設し、ルッカやコロネイキ、ピクアルなど世界各地の約20品種、およそ100本のオリーブの栽培を開始しました。片瀬圃場では伊豆の機構に適した品種の見極めや、栽培に関する知見の蓄積を目的としています。

    「伊豆オリーブみらいプロジェクト」はその活動が認められ、静岡県の令和2年度「静岡県農地利用最適化推進活動表彰事業※2」において「耕作放棄地再生部門」の最優秀賞を受賞しました。

    ※1伊豆オリーブみらいプロジェクト
    オリーブを通じて、農業(1次産業)、製造業(2次産業)、小売業(3次産業)の事業を総合的かつ一体的に推進する、「6次産業化」による地域活性化を目的に2013年に開始した荒廃農地を持続的に活用する取り組みです。
 急増するオリーブオイル需要を追い風に、伊豆の特産品としてオリーブを商品化し、観光客増加による地域活性化や、ミカンや茶栽培農家の減少により発生した耕作放棄地の再生を目指しています。

    ※2静岡県農地利用最適化推進活動表彰事業
    静岡県が農地利用の最適化推進のため、他地域の模範として波及効果が期待できる耕作放棄地の再生活動又は農地集積・集約化の推進活動等に取り組む組織・個人を表彰する事業です。「耕作放棄地再生部門」と「農地集積・集約化部門」の2部門の募集があり、活動の状況、活動の成果、地域活性化又は経営への寄与、話題性、活動の波及効果・継続性・発展性についての審査を行います。

    関連URL

    2020年10月、J-オイルミルズが運営管理する片瀬圃場(静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬)での植樹セレモニーの様子。
    2019年10月、3社業務提携の様子。
    (写真右)伊豆急HD 代表取締役社長 小林秀樹、
    (写真中央)東急 交通インフラ事業部 副事業部長 竹島道宏、
    (写真左)J-オイルミルズ 代表取締役社長 八馬史尚

    <神戸オリーブ園復活プロジェクトへの支援>
    2018年度より開始した神戸オリーブ園の復活プロジェクトでは、NPO法人(特定非営利活動法人神戸オリーブ園)が植樹し運営するオリーブ園や、地域・文化育成の活動を支援しています。また地域住民を対象とした神戸市やNPO法人主催のオリーブイベント等で、オリーブオイルセミナーを開催するなどの活動を行っています。

    <湊川神社の日本最古のオリーブ樹の保存活動>
    神戸市の湊川神社には、日本最古と言われる推定樹齢150年、高さ約10mのオリーブの木があります。害虫や台風などで樹勢が弱り一時は枯死も心配されていましたが、神社や市民の保存活動が成果をあげ、オリーブオイルが収穫できるようになりました。J-オイルミルズはこのオリーブの木の保存活動を支援しています。