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さまざまな油の原料

大豆

マメ科の一年草。
油や、豆腐・味噌等の大豆加工食品の原料として使用されます。また油を搾った油粕は、醬油などの醸造用原料や、飼料としても使用されます。

アメリカ、ブラジルなどが主要な生産国となっています。

大豆油は完熟した大豆の種子から採取される日本では代表的な植物油です。
大豆油単独や他の植物油と混ぜて揚げ物や炒め物、生食(ドレッシング等)などに幅広く使用されます。
必須脂肪酸であるリノール酸が豊富で、同じく必須脂肪酸であるαーリノレン酸もバランスよく含まれています。

大豆

菜種(キャノーラ)

アブラナ科アブラナ属の二年生植物。
食用油の原料としては、主にカナダで品種改良された「キャノーラ種」が使われています。

菜種(キャノーラ)から搾油したなたね油(キャノーラ油)は大豆と並ぶ代表的な植物油です。
加熱に強く揚げ物・炒め物に利用される他、風味にクセがなく色々な料理に使われています。

不飽和脂肪酸であるオレイン酸を豊富に含み、必須脂肪酸であるリノール酸とαーリノレン酸もバランスよく含んでいます。

菜種(キャノーラ)

オリーブ

オリーブはモクセイ科の常緑性の高木で、原産地は地中海地方とされ、古くから油の原料として利用されてきました。
現在でも地中海沿岸のスペイン・イタリア・ギリシャ・トルコなどの国が主要な生産国ですが、オーストラリアや日本などでも栽培されています。

オリーブオイルは、他の代表的な植物油と異なり、種子ではなく果実から搾油されます。
特有の豊かな風味を持ち加熱しても、生でもさまざまな料理に使用可能です。

当社では、現地に足を運びサプライヤーを選定し、当社の品質管理基準をクリアしたオリーブオイルを輸入し、国内の工場で厳重な品質管理のもと充填・包装等を行っています。

オリーブ

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アマ(アマニ)

アマ(亜麻)はアマ科の一年草で、その種子は「アマニ(亜麻仁)」と呼ばれます。
種子からはアマニ油が採取され、茎は繊維の原料としても利用されます。
主にカナダ、ロシア、EU等で栽培されています。

アマ(亜麻)の種子から抽出されるアマニ油は、n-3系脂肪酸として注目されるα-リノレン酸(必須脂肪酸)を豊富に含んでいます。

当社製品では、アメリカ、ベルギー、ドイツ等から原油を輸入し、国内で精製しています(原料(アマの種子)の主な原産国はカナダ、ロシア、EU等です)。

アマ(アマニ)

えごま

えごま(荏胡麻)はシソ科の一年草であり、「ゴマ」ではなくシソの一種になります。東南アジアが原産とされますが、現在では主に中国で生産されています。
日本でも古くから食用として利用され、「食べると十年長生きする」という謂れから「じゅうねん」という地方名も存在します。

えごま(荏胡麻)の種子から抽出されるえごま油は、n-3系脂肪酸として注目されるα-リノレン酸(必須脂肪酸)を豊富に含んでいます。

当社製品では中国から原油を輸入し、国内で精製しています。

えごま

こめ

米はイネ科植物のイネの果実であり、日本人の食生活の中心と言えます。
こめ油は玄米を精米する時に副産物として発生する米ぬかが原料です。

オレイン酸が豊富で、米ぬか由来のビタミンEが含まれているのも特徴です。

クセのない風味と酸化しにくく加熱にも強い特徴を活かして生食(ドレッシング等)や揚げ物・炒め物など様々な料理に使用されます。

当社製品では日本、東南アジア、南米等で搾油した原油を、国内で精製しています。

こめ